現在使用しているアンテナの全景が、右の写真1です。狭い範囲に林立しています。ほぼ西から東方向にレンズを向けています。右手が南。左手が北です。一番手前が西向きアンテナになります。 本来ならば、アンテナ間隔は最低1波長は離さなければならないと言われていますが、学校の屋上という場所柄万が一を考慮し、このような設置にならざるを得ませんでした。 写真1 |
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4方向の指向性アンテナのすぐ下には、直下型プリアンプを設けています(弁当箱大)。専門的になりますが、ノイズ・フィギュア(NF)は0.3という驚異的な数値です。増幅利得も、25dB以上あります。 右の写真2にあるように、特に、北(左)方向、東(中)、南(右上)の各方向のアンテナ3本は、非常に接近しております。この点、ご承知置きください。 写真2 |
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写真3ですが、これが全方向アンテナです。普通「ターンスタイル・アンテナ」と呼ばれています。プリアンプはありません。 2本のダイポール・アンテナを直交させ、90°の位相差を持たせて合成すると、ほぼ全方位(360度)に等しい利得が得られます。 自作アンテナですが、四方から雨風に打たれながらも、がんばって動作してくれています。後ろの景色は、「千葉県立・市川野鳥の楽園」です。 右手が東京湾になります。 写真3 |
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b. 受信設備
右の写真4が、観測センター全景です。手前のパソコン用モニターの下に、受信機5台が隠れています。この場所から、毎朝皆さんに観測データを配信しています。 受信機の設定ですが、受信モードはAM。さらにAGC(オート・ゲイン・コントロール)回路はOFFにしてあります。 写真4 |
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右の写真5は、ペンレコーダに代わる「ADコンバータ (GID-ADC)」です。 [論文の2ページ目]にあるように、録音端子出力からのオーディオ信号(赤白のコネクタ)を、ゲルマニウム・ダイオード「1N60」を用いて整流し、直流電圧(ケース手前)としています。この電圧を1分毎1サンプリングで、ADコンバータ(ケース中程)によりパソコンへ送っています(ケース奥)。 写真5 |
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この写真6は、つい先日に設置した、録音用のビデオデッキ3台です。全方向と南の2チャンネルを録音するとともに、左の電波時計を映像として同時に録画していますので、時刻同定が正確になされます。 この録音設備が設けられたことで、グラフとしてしか捕らえられなかったノイズが、音として記録することが可能となりました。実際の地震前兆電波がどんな音声であるかをお伝えできる日も今後お伝えできると思います。 写真6 |
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以上、49.5MHz電磁波観測の全容おわり。
2) HRO 流星電波観測装置
ここからは、先ごろから公開していますHRO流星電波観測についてご紹介します。
右の写真7がアンテナです。クリエイトデザイン社のログペリオディック(対数)・アンテナ CLP5130-1を用いております。 福井県鯖江市の国立福井高専に向けられております。利得は50〜1200MHzまで、ほぼフラットに10dBi(3素子八木相当)ということです。詳細は、HRO観測のページに譲ります。 写真7 |
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写真7のログペリ・アンテナからの信号は、この写真8の左隅にある2段の黒いケースの上側の受信機に送られます。写真4の奥の場所です。下側の白い窓がある大き目のケースは、安定化電源です。 アマチュア無線として鯖江市から電波が送信されてきているので、アマチュア無線のトランシーバが利用できます。 使用しているものは、アイコム社の IC706MkUです。 このトランシーバの音声出力端子からパソコンのライン入力に信号が送られ、HROFFTで表示されます。 49.5MHzのデータと合わせて、このHROデータを皆さんにご覧いただいています。 写真8 |
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参考文献 「VHF電波による獅子座流星群の観測」 小野祐司 『地学教育』 1999年9月 pp. 191-201
以上、HRO観測装置の全容おわり。
当センターの観測データをご覧ななる際、皆さんのご参考になれば幸いです。
end.